遺品整理Webミニ講座


目次

  1. 少ないように見えても実は相当量のものが家には詰まっている
  2. 高齢化進行と自然災害多発の中で
  3. 不法投棄の背景と怖さ
  4. 家電リサイクル法とは?その仕組みは?

1. 少ないように見えても実は相当量のものが家には詰まっている

見積の依頼の問い合わせ電話や訪問したの際によく言われることは「きれい好きで片付け上手な親でしたから、片付けたい荷物も少ないですがよろしいですか」と。

一見、片付けているお部屋でも必ず収納スペースはあります。

一般の方はそこを見落としている場合が殆どで、請け負う側としてそこを見落としては見積を失敗します。

収納スペース御三家は、押し入れ・キッチン棚・タンスです。

その他にも収納できる場所は沢山あって予想外に荷物が詰まっています。

平均的に2LDKのお部屋を空室状態にするのにトータルで3tトラック3台分程の荷物になります。


2. 高齢化進行と自然災害多発の中で

戦後から高度成長期にかけ出生率が高くなった時代から数十年表左2020年、中央2040年、右2050年と、これからの30年にかけて高齢化社会は進んで行きます。

人には寿命があり誰しもがこの世を去ります。その後片付けが遺品整理ですが一人あたり相当量の廃棄物が排出されます。

 また、近年は自然災害で家屋の倒壊・損傷などでも相当量の廃棄物が山積みされている映像をみたことがあるでしょう。

この二つだけでも廃棄物の処理能力が追い付ていません。従って処理費用も数年前に比べ高騰しています。

ここでお伝えしたことは二つ。

①遺品整理の処理費用も年々高くなっていること。

②依頼者もしくは事業者がリサイクルやリユースを前向きに行って行き廃棄量を減らすこと。(温暖化抑制にもつながります)


3. 不法投棄の背景と怖さ